ビームスという会社を知るということは、ある意味では、現ビームス社長という人をよく知るということでもある。また、ビームスという会社も、その親会社に当たる新光という会社も、現ビームス社長の父が立ち上げた会社である。現ビームス社長を語るとき、創業者で父の存在は、やはり欠かせない。「親父は、船も、アートも、スポーツも好きで、とにかく、多趣味な社交家でした。僕も色んなことに興味を持ちすぎて、結局、大学は普通の学部に進んでしまったので、代理店を目指しましたが、本当は絵描きとか、建築家になりたかったんです。代理店を選んだのは、その夢を諦めた後も、少しでもクリエイティブな仕事をしたいと考えたからでしたが、やはり、そういう志向も多分に親父の影響があったと思います」自らを直感型の発想人間、右脳型と分析をする現ビームス社長だが、この父親が、現ビームス社長を凌駕する典型的な右脳人間だったようだ。